かまだたきこ皮フ科クリニックで行っている一般皮膚科(保険診療)の診療内容の代表的な内容をご紹介いたします。
一般皮膚科における診察は多くの症状で保険診療が適用されますので、初診の際には忘れずに健康保険証をご持参下さい。
※症状や治療方法により、保険外(自由診療)となる場合がございます。
ニキビ・肌荒れ
ニキビは尋常性ざ瘡、膿胞性ざ瘡などとよばれる皮膚科の疾患です。脂漏性皮膚炎と合併していることが多く、合わせての治療が必要です。洗顔方法や 日常生活の注意などをお話し、その方にあった治療方法でニキビのない皮膚を目指します。内服・外用療法ともに様々な治療のバラエティーがあります。
ニキビはQOL(生活の質)を大きく左右する疾患です。ニキビ跡(肥厚性瘢痕や皮下出血、炎症後色素沈着)も含めて、トータルに治療を進めます。
イボ
イボは尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)などとよばれる皮膚表面のできものです。非常に温度の低い液体窒素をイボに押し当てて、水膨れやかさぶたを作り、はがしていく治療をします。(凍結療法)
治療は通常1週間に1回のペースで行います。大きさや数、出来ている部位によって、治療回数は異なります。 また、治療効果には個人差があります。
必要に応じて、ハトムギからできている漢方薬を内服することもあります。
湿疹・皮膚炎(アトピー性皮膚炎・接触皮膚炎・脂漏性皮膚炎など)
表皮の炎症である湿疹・皮膚炎に対しては、内服と外用療法の両方で治療を行います。
必要に応じてステロイド外用薬を用いて治療を行います。正しい使い方をすればステロイドは抗炎症作用に優れた薬です。副作用にも注意をしながら必要十分な処方をします。
「ステロイドは絶対に使いたくない!」という方は、当院での治療は難しいかもしれません。
湿疹・皮膚炎には色々な治療法があります。
急性のかぶれなどの場合は完治を、慢性のアトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎などの場合は、 かゆみをすっかり忘れられる状態を目指します。
じんましん・中毒疹・薬疹
じんましんには様々な原因があります。主に内服薬で対応します。原因や症状によって処方の薬を決定します。
水虫・たむし
足白癬、爪白癬、頑癬などがあります。それ以外に癜風などの真菌感染症もあります。
正しい診断には皮膚科で顕微鏡を使った検査をすることが必要です。
主に外用薬で対応します。抗真菌薬の外用で良くなることが多いですが、内服薬が必要な場合もあります。
性行為感染症
梅毒、エイズ、疥癬、伝染性軟属腫、毛じらみ等、様々な性行為感染症があり、それぞれに適した治療法があります。
的確な診断がつかずに間違った治療をしてしまうと、悪化して他者に感染させる可能性があります。気になる症状がある場合は、ためらわずに皮膚科を受診しましょう。(当クリニックでは、必ず女性医師が診察しますので、女性の方も安心して受診をしてください。)
皮膚腫瘍
良性腫瘍、悪性腫瘍があります。必要に応じて大学病院や武蔵野赤十字病院、近隣の形成外科への紹介が可能です。
頻度は高くありませんが、感染症の重症化、悪性腫瘍の増悪、薬疹、中毒疹の重症化など、早期に適切な治療をしないと皮膚科の病気と思っていても生命に関わる事があります。ご自身の皮膚、体調がいつもと明らかに違う、と感じたら、早めの受診をお勧めします。ただし、乳幼児・小児の場合、親御様からみて重症感のある場合は、直接救急病院を受診してください。